コラム

旅館や中小ホテルの生き残りの鍵を握る!?「FIT(個人旅行)客」を呼び込め!

2016.03.09

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海外から日本にやって来る観光客は、2つのタイプに分かれています。1つは団体ツアーを利用する人たち、もう1つは個人旅行でやって来る人たちです。個人旅行はFIT(Foreign Independent Tour)客とも呼ばれ、観光目的の訪日客のうち6割以上を占めているのです。




実は増えている、FIT客の特徴とは

観光庁が調べた消費動向を比較すると、日本国内で旅行中に使ったお金は、団体客よりFIT客の方が多いという結果に。平均泊数で見ても、団体客が4.7泊なのに対し、FIT客は15.1日と3倍以上の差がついています。(平成25年 手配方法別にみる訪日外国人1人当たり旅行前および旅行中支出 図表内 平均泊数データより)

つまり、人数でも使うお金の額でも、滞在期間においても、FIT客は非常に重要な客層だと言えます。FIT客を効果的に呼び込むことができれば、大きな市場を獲得することにつながると考えても良いのではないでしょうか。

FIT客の特徴は、情報収集や旅行の手配をスムーズに行える、旅慣れた人たちであるということ。まだ有名でないスポットや名所を見つけることに敏感で、自分が良いと思ったものをSNSやブログを通じて発信するのが好きな傾向にある、という面もあります。自由に日本国内を旅して回り、世界中にその感想を発信してくれる存在、それがFIT客の実態なのです。

FIT客に気に入ってもらえると、口コミサイトなどに紹介されやすくなり、より多くの外国人観光客を呼び込むことにもつながるというわけなのです。

FIT客を呼び込むためにできることとは?

一人を呼び込むことが、より多くの顧客を獲得することにつながるというFIT客。では、実際にどのようにしてFIT客を呼び込めば良いのでしょうか?

FIT客の多くは、新しい体験を求めています。日本旅行においては、よりコアな伝統文化や日本ならではの雰囲気を味わうこと、日本のポップカルチャーを体験することに強い関心があるようです。とはいえ、どんな体験をするか、どんな旅行にするかはFIT客は一人一人嗜好が異なるので、効果的な宣伝を行うのは難しいのが実際のところです。

例えば、ホテル内に「茶室」があって茶道を体験できる、禅寺に宿泊できる、といったようなスペシャル感のある宿は人気があります。また、日本人らしいおもてなしを体験できた、接客が素晴らしい、といったことで人気の宿も少なくありません。

外国人観光客、中でもFIT客はよそでは味わえない「日本らしさ」「日本ならでは」を求めています。さらに、旅館の人気はいまだに高く「せっかく日本に来るならぜひ旅館に泊まりたい」という人は団体客・FIT客を問わず珍しくありません。

最近の日本では、国内旅行の市場が縮小気味で、特に老舗旅館の経営不振が相次いでいます。しかし一方で、拡大しつつあるインバウンド市場において、旅館は根強い人気を誇っているのも事実。さらに多くのFIT客を取りこむことができれば、旅館はインバウンド市場において生き残っていくことが十分可能です。

FIT客の特徴を理解することで、旅館や中小ホテルは新しい生き残りの道を模索することができるのではないでしょうか。今回ご紹介したFIT客の重要性を踏まえて、FIT客をターゲットにした集客方法を検討してみてはいかがでしょう。

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