コラム

ムスリム客の受け入れは難しくない!意外と身近なところにあるお手本とは?

2016.08.05

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インバウンド市場がますます活況を呈している中、今後大きく伸びると見られているのが訪日ムスリム数です。ムスリムというのはイスラム教徒のことを指します。イスラム教は世界中に広まっており、2020年の予想では、世界人口の約4分の1、約20億人もの人が信仰しているといわれています。

近年、日本を訪れる外国人観光客の中には、多くのムスリムが含まれています。彼らは宗教上の戒律があるため、旅行中の食事や宿泊施設の選び方に注意が必要です。しかし、逆にいえば、ムスリム対応がしっかりしている宿泊施設であれば、今後より多くのムスリム観光客を呼び込むことが可能になるのです。



ムスリム対応のために必要な素材は揃いつつある

宿泊施設を経営する人の中には、「ムスリム対応は難しくて導入しづらい」と思っている人が少なくないのではないでしょうか。宗教上の戒律は教徒以外にはわかりにくく、もし対応に誤りがあるとトラブルに発展しかねないので、ムスリム対応を行うことに抵抗がある人もいるかもしれません。

しかし、ここ数年で日本国内でのムスリム対応はとてもハードルが下がっているといえます。例えば、大手スーパーや輸入食品を扱うお店では、ムスリム教徒が食べることの出来る「ハラルフード」と呼ばれる食品が増えてきています。ハラルフードには専門団体から認定された印のマークがついているため、一目でそれとわかるようになっています。

また、礼拝や「左手より右手を優先する」といったような独自の習慣に対する知識も広まりつつあり、ムスリムへの理解を深めるための情報を発信しているメディアも増えています。つまり、ムスリム対応を実行するための素材は揃いつつあり、その気になればいつでも「ムスリム対応可」といった看板を掲げることもできるのです。

意外な場所からムスリム対応のコツを学ぼう

ムスリムへの対応に慣れている場として、実は意外な場所が挙げられます。それは、大学や研究室の構内、または近所にあるレストランです。学部や学科にもよりますが、大学には海外からの来賓客が多くあります。宗教や異文化研究の盛んな大学では、ムスリムの来賓も比較的多くあると考えられます。

学会や会議の合間に食事をしたり、ゼミの学生たちとの懇談を兼ねて、彼らは大学近くの飲食店に立ち寄ることがあります。または、大学の教授の薦めで、来店することもあるでしょう。そういった場合に備えて、大学の近くにあるレストランではムスリム対応に備えているところが多いのです。食事はムスリムにとってかなり重要な問題となりますので、レストラン側も徹底した管理を行うようになります。

もしムスリム対応について、実際にどのようなレベルで行われているか知りたい場合は、そういった飲食店に行って、「ムスリム対応は可能ですか」と聞いてみるのもいいかもしれません。食品や調理器具の管理、調理に関することなど、そのお店でどのような対応が可能になっているか参考にすることができるでしょう。

日本に旅行にやって来るムスリム客の多くは、さほど戒律が厳しくないか、旅行中は多少のことは割り切って過ごすという考えの人が多いようです。このため、受け入れる側もあまり神経質になる必要はなさそうです。大切なのは、ムスリムを全員一まとめにして考えるのではなく、一人一人に合った対応を行うことです。

そのためには、相手が外国人であろうとムスリムであろうと、積極的なコミュニケーションを取ることが重要です。

今後の大きな市場となることが期待されているムスリム客。怖がらずに、お互いの理解を深める努力をすることが、今後のインバウンド市場で生き残るカギとなるのではないでしょうか。

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