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星野リゾートが7月、ついに東京に進出!気になる「星のや東京」の魅力とは?

2016.05.31

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非日常のリラックス空間を追求したリゾートホテル「星のや」などを経営・運営する星野リゾートは、4月13日に開催されたプレス発表会で、7月20日にオープン予定の「星のや東京」の詳細を発表しました。

京都、竹富島(沖縄県)、富士(山梨県)、軽井沢(長野県)にすでに展開している「星のや」ブランドですが、「星のや東京」は5番目に東京・大手町に開業する日本旅館です。



「星のや」が贈る、ラグジュアリーな日本旅館の魅力とは?

「星のや東京」は、あえて日本らしさを前面に打ち出した和の雰囲気が魅力です。建物は近代的な意匠を凝らし、塔のように高さのあるデザイン。周辺の高層ビルになじむサイズ感とモダンさでありながら、どこか懐かしさを感じさせる和風のパターン舗装や正面玄関にあしらわれた植物など、旅館としての佇まいも併せ持っています。

江戸時代には徳川四天王の酒井家上屋敷があったという立地は、神田橋、大手門からも程近く、東京メトロ大手町駅から徒歩2分というアクセスの良さを誇ります。

地下2階、地上17階の建物内には84の客室と共有ラウンジ、カンファレンスルーム、露天風呂にスパ、地下にはダイニングルームも完備。

都心に立地しているにも関わらず、ゆったりと静かに過ごすことのできるラグジュアリー空間が実現しており、ラウンジでは昼間は日本茶やお菓子、夜には日本酒や焼酎を楽しむこともできます。東京のど真ん中に居ながら、本格的日本旅館の良さを味わうことのできる宿泊施設となっています。

都心だからこそ生まれる、旅館へのニーズ

宿泊施設が数多く存在する東京の真ん中に、新しく「旅館」がオープンすることのメリットは何でしょう?それは、ラグジュアリーコンパクトかつ効率的な非日常空間の演出です。

これまでは、雰囲気の良いロケーションや風情豊かな老舗旅館で過ごす時間は、地方へ赴かないと味わうことができませんでした。しかし「星のや東京」は、都心に居ながらにして旅館ならではの旅行気分を味わうことができます。その一方で、一歩建物の外へ出れば観光へもビジネスへも切り替えやすいという立地の良さを誇ります。

限られた日程でより多くの旅行体験をしたいと思う外国人観光客にとって、また隙間の時間を効率的に使って癒されたいというビジネスマンにとっても、「星のや東京」はこれまでになかった使い勝手の良さが期待できます。

日本国内の旅館は倒産が相次ぎ、旅館文化の衰退が危惧されていますが、今後は「星のや東京」のような、都市部からだこそ生まれる、旅館へのニーズが高まっていくことが予想されます。

<参考>
星野リゾートプレスリリース
2016年4月13日「星野リゾート 定例プレス発表会(東京)」を開催しました
http://www.hoshinoresort.com/information/release/2016/04/17030.html