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経済産業省「おもてなし規格認証」制度、ついに運用がはじまる

2016.09.06

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先日、当サイトでもご紹介(「訪日観光客へのアピールにつながる!?経済産業省が「おもてなし規格認証(仮称)」制度の仕組みを整備。」)した経済産業省の「おもてなし規格認証」制度。

今夏予定されていた試験的なエントリーがついに情報解禁となり、8月25日より公式サイト上で 「おもてなし規格認証 2016」の申請受付が開始となりました。



「おもてなし規格認証 2016」とは?

サービス産業の活性化と生産性の向上を目的として、サービス品質を見える化することによりサービス事業者の活性化を促進する仕組みである「おもてなし規格認証」。

申請し、認定されることで、サービス事業者には認証マークが付与され、サービス品質が「見える化」されます。これにより、サービスを受けるお客様がマークを参考にしてサービス事業者を選択することができるようになます。また、サービス事業者側は、マークを持つことによってお客様に選ばれやすくなるというメリットも期待されています。

導入初めての年となる本年は、「おもてなし規格認証」の理念に基づき、サービス事業者が提供するサービス品質を見える化する30項目のうち、15項目以上が該当することにより、「おもてなし規格認証2016」に認定されます。

申請すると、「認定証」と「おもてなし規格認証2016マーク」が発行され、認定証とマークを印刷し、店頭等に掲出することで、サービス事業者の提供するサービスの品質や取組について、お客様にPRすることが可能になります。

※ おもてなし規格認証 2016 は、「自己適合宣言」です。申請は、「おもてなし規格認証」ウェブサイトから。

顧客に対してサービス業務を行う事業所の方が対象とされています。個人事業主・法人を問わず、登録が可能とのこと。ホテル・旅館などの宿泊施設ももちろん対象となっています。2017年から予定されている3段階評価で認定される本格的な運用前に、登録してみてはいかがでしょうか。

<参考>
経済産業省 ニュースリリース(2016年8月25日):
http://www.meti.go.jp/press/2016/08/20160825001/20160825001.html
「おもてなし規格認証」登録サイト(アイキャッチ画像引用元):
https://www.service-design.jp/