用語解説

手仕舞い

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「手仕舞い」というのは、旅行会社がホテルや航空会社などの旅行素材サービス提供者(サプライヤー)から預かった「割り当て(アロット)」の売れ残り分を、提供元に戻すことをいいます。また、そのタイミングやネット販売時の予約受け入れ終了日・終了時間のことを、「手仕舞い日」ともいいます。

例えばホテルや旅館といった宿泊施設では、旅行会社に部屋を預けて売ってもらう「ブロック取引」という方法を取ることが多くあります。この場合、旅行会社は預かった部屋を元に旅行商品を企画し、一般消費者に販売します。預けている分の部屋は宿泊施設側が自由に売ることはできません。

しかし手仕舞い日を過ぎれば、旅行会社が在庫として抱える売れ残った部屋は宿泊施設側に返され、自ら販売できるようになります。

 

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