パンフレットやウェブサイトに記載・販売されたツアーが、実際に催行される割合のことをいいます。
通常、旅行会社が販売するパッケージツアーには最少催行人数が設定されており、これを下回るとツアーは催行中止となります。
旅行業界においては、ホテルや航空などが十分に確保できていなくてもツアーを設定できるため、各旅行会社は他社との競争上、多くのツアー日程を設定し多くの参加者を募ることがあります。より集客の良いツアーが絞り込まれて催行され、参加希望者の少ないツアーは流れることになってしまうのです。
この「実施されないツアーの割合」を催行率と呼び、旅行会社によって催行率の高低が生じます。
大手旅行会社ほど多くのツアーを設定するため、催行率が高くなる傾向にあります。