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外国人向け統一交通パス「KANSAI ONE PASS」で関西の交通機関がより便利に!

2016.07.05

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日本は鉄道や自動車による交通網が発達しています。特に、都市部を中心に網の目のように張り巡らされた鉄道網は、列車の遅延が少なく安全性も高いとして海外から高く評価されています。

しかし一方で、JRや私鉄といったさまざまな路線が入り組んで走っているため、訪日外国人にとっては「わかりにくい」「切符の買い方が難しい」といった声も挙がっています。

この不満を解消するため、訪日外国人向け統一交通パスがついに4月8日に発売されました。使用できるのは関西限定となりますが、関西の鉄道9社局と関西エアポート、関西経済連合会が提携しているため、利用できるシーンはとても広いのが特徴です。



関西統一交通パス「KANSAI ONE PASS」の魅力とは

4月8日から試験的に販売が始まったこちらの統一パスは、「KANSAI ONE PASS」と名付けられており、JR西日本の「ICOCA」をベースとしたチャージ式交通ICカードです。価格はデポジット500円を含んだ3,000円で、関西空港駅および京阪神の各社局主要駅など19ヶ所で販売されています。

購入時には日本政府発行以外のパスポートの提示が必要。カードには関西に縁の深い手塚治虫氏のイラスト「鉄腕アトム」が描かれています。販売時には鉄道路線マップと利用ガイドが配布されると共に、専用のモバイルサイトで優待特典情報や関西の観光情報を見ることもできるようになっています。

「KANSAI ONE PASS」の魅力は、利用可能エリアの広さにあります。「ICOCAマーク」「PiTaPaマーク」をはじめ、「ICマーク」のある全国相互利用の交通系ICカードエリアであれば、鉄道やバスが一枚のカードで周遊可能。さらに、ICOCA電子マネー対応の店舗、施設や飲料等の自動販売機でも利用ができる仕様になっています。また、関西国際空港内を含む200ヶ所のショッピング施設や観光スポットでは、カードを提示すれば、割引などの優待も受けることができるのです。(2016年6月1日現在)

訪日外国人の中には、ショッピング時に自国発行のキャッシュカードが使えなくて困るケースが少なくありません。海外では現金支払いよりカード支払いを好む地域も多いため、日本に旅行にやってきて日本円の管理に戸惑う人も多いようです。

「KANSAI ONE PASS」のような、一枚で交通もショッピングも、そして観光にも対応できる統一カードがあれば、外国人客も対応するお店側も安心です。日本にやって来る外国人観光客の利便性を高める今回の統一カードの登場は、東日本の交通網についても大きな刺激となりそうです。

<参考・画像引用元>
KANSAI ONE PASS:http://kansaionepass.com/ja/