用語解説

ニューツーリズム

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従来の観光旅行とは異なり、テーマ性を持ち、旅行先での人や自然との交流が重要視された新しいタイプの旅行およびその旅行システムのことを「ニューツーリズム」といいます。団体旅行が全盛だった昭和時代の「マスツーリズム」の対極とされ、地域ならではの体験を取り入れたり、旅行者の多様化するニーズに対応した観光を提供したりするのが特徴です。

ニューツーリズムのテーマとしては、エコツーリズム、グリーンツーリズム、ロングステイといった例が挙げられます。

ニューツーリズムは目的地を拠点とした着地型旅行です。このため、旅行者の出発地にある旅行会社主導でなく、地方自治体や地元の旅行業者が中心となった旅行商品が作られます。結果、地域活性化につながり地域色のある観光資源を発掘できる可能性が広がるため、観光庁もニューツーリズムの定着を支援しています。

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