外国を目的地とする旅行のことをいいます。
日本は島国なので、日本から国外へ旅行に出かけるには海を越える必要があり、「海外旅行」という言い方になったといわれています。
世界的に見ると、英語では海外旅行のことを「international travel」や「traveling abroad」などの言い方をします。
また、国境からの出入国の向きで考える場合には、海外旅行は「アウトバウンド旅行」であり、その反対は「インバウンド旅行」となります。
日本人の海外旅行者第一号は幕末のジョン万次郎だといわれていますが、当時の日本では一般市民向けの観光目的の海外旅行は存在しませんでした。
日本で海外旅行が一般化し始めたのは1970年代以降であり、1972年には海外渡航者数が100万人を突破しています。
2013年には日本の海外出国者数は1747万人におよび、世界で13番目の多さとなっています。