用語解説

付加価値税

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「VAT」のこと。ヨーロッパ諸国をはじめ、アジア諸国でも導入されている海外の「消費税」にあたるものです。購入するほぼ全ての財貨とサービスに課せられる間接税ですが、高級品には高い税率、食品には低い税率という具合に「付加価値の加減」によって税率が定められているという特徴があります。

付加価値税の税率は国ごとに異なり、同じEU加盟国であっても適用される税率に違いがあります。各国の付加価値税は、ジェトロのウェブサイト等で調べることができます。

EUでは、1967年に共通税制として全加盟国が付加価値税を導入することが決まりました。指令として標準税率は15%以上と定められましたが、軽減税率やゼロ税率の使用も条件付きで認められており、一つの国の中に複数の税率が適用されている場合も少なくありません。

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