コラム

衣料品×家電は最強のコラボ!?「ビックロ」に見る、外国人観光客集客のコツ

2016.07.08

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世界中に支店を持ち、今や海外でも有名な格安衣料ブランドとなった「ユニクロ」。日本にやって来る外国人観光客たちの多くが、日本のユニクロでも大量の買い物をしていきます。

中でも、最近になってより多くの観光客を集めているのが、ユニクロと家電量販店「ビックカメラ」が一体になった「ビックロ」です。「ビックロ」はいかにして効率的な集客をしているのでしょうか。



新宿の「ビックロ」に詰めかける外国人たち

日本屈指の観光地として、多くの外国人観光客を集めている街・新宿。そこに2012年にオープンしたのが、異業種コラボのショッピングスポット「ビックロ」です。

地下4階地上8階建てのビルの中は、1~3階にユニクロ、7階にGUが出店。その他の階にビックカメラとアウトドアショップ、カフェやヨガスクールが入っている、巨大複合テナントビルとなっています。

ビックロのメインターゲットは、外国人観光客。特にアジアからの観光客の買い物欲求を満たす、一大スポットとなっているのです。

低価格で高性能なアイテムが多いと、海外で人気の日本製家電製品。多言語対応スタッフや豊富な品揃えでこれら日本の家電を売り込むのがビックカメラです。

かたや、こちらも低価格で品質が良く、デザインもアジア人の体に合っていると人気のユニクロ。この2店が一箇所に集まることで、アジア人観光客の「爆買い」スポットが実現したのです。

新宿のビックロでは、全社員のうち5分の1近い外国人スタッフを導入し、4ヶ国語に対応。店内には免税カウンターが設けられ、外国人観光客が買い物をしやすい環境を整えています。また、JR新宿駅・地下鉄の新宿三丁目駅からもほど近い、アクセスの良さも備えています。

「アクセス」「快適さ」「価格」という、多くの外国人観光客にとって魅力な要素を一箇所に集約したビックロ。日本国内におけるインバウンド市場の拡大をいち早く捉え、ニーズに合わせた店舗作りをしたことが効果的な集客につながっているといえるのではないでしょうか。

ビックロのメリットと今後の課題

ビックロのメリットは、なんといっても異業種間のコラボによる大きな集客効果です。家電と格安衣料という、観光客が買いたい物を思いきって一緒にしたことで、まさに新宿の新たな名所となったのです。

また、ビックロが一大集客スポットとなることで、周辺の店や街にも良い影響があります。ビックロ内には飲食店が少ないため、買い物に疲れた観光客は店から出た後、近くの飲食店で休憩するようになります。観光がてら、ビックロ周辺の街をぶらつく観光客の姿も増えています。

ビックロは日本人客にとっては特に珍しいスポットではないため、国内客の取り合いにはなりにくく、元からある周辺のショッピングスポットと客を取り合う必要がありません。新宿東口エリアの活性化につながり、他の店にも客を呼び込めるのが、ビックロのメリットです。

一方、ビックロのデメリットといえば、「いかに客を飽きさせないか」という課題のハードルが高くなることです。異業種コラボであるならば、互いのメリットを生かして相乗効果を生む必要があります。ただテナントとして異業種が入居しているだけでは、すぐに飽きられてしまう可能性があるからです。

ビックロならではの商品開発や、他のショッピングスポットでは受けられないサービスの充実、さらなるグローバル化対応など、今後も成長し続ける必要があるのです。

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