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「抹茶」の次は○○フレーバー!外国人向け「日本」を感じる人気のお菓子

2016.02.16

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「キットカット」をはじめとする日本のお菓子で、抹茶味の物が外国人観光客に大人気です。

抹茶そのものは苦くて飲みにくいと敬遠されてしまいがちですが、甘いチョコレートやスナック菓子との組み合わせなら、欧米やアジアからやって来る外国人にも受け入れやすいようです。

これまで、訪日外国人たちにとって日本旅行のお土産といえば、「抹茶味の日本のお菓子」が定番でした。それがここへ来て、新たな波を迎えようとしているのです。

日本酒フレーバーで新しいブームを!

「抹茶」に続いて、今外国人向けに続々と開発されているのが「日本酒」味のお菓子です。

世界的に日本食がブームとなっている今、同様に日本酒にも大きな注目が集まっています。

日本国内では消費量が減り続けている日本酒ですが、海外への輸出量は毎年右肩上がりという事実を知っている日本人は多くないと言えるでしょう。今や欧米を中心に、日本酒は「SAKE」として国際語となりつつあります。ほぼ全量を日本で生産していることもあり、日本の産業製品の中で日本酒は立派な「輸出貢献商品」の一つなのです。

日本が世界に誇れる輸出品といえば、自動車を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし実は、輸出数量伸び率で言えば、日本酒は自動車を上回ってさえいるのです。

日本酒フレーバーは外国人がメインターゲット

日本のお菓子業界では、訪日外国人をターゲットにした商品開発が進んでいます。味だけでなくパッケージにも日本らしさを前面に打ち出し、お土産品として買ってもらえる商品が続々と販売されているのです。

ネスレ日本の人気チョコレート菓子「キットカット」では、桜の花と日本酒の瓶のイラストを描いたパッケージの「日本酒味」を2016年の2月から販売します。日本酒風味のチョコレートと日本酒パウダーを使い、大人な味の「キットカット」となっています。

一目で「日本」を感じさせる仕上がりで、今後訪日外国人から大きく注目されるのではないでしょうか。

<参考>ネスレ日本株式会社 プレスリリース