用語解説

ハブ&スポーク

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拠点となるハブ空港と各都市の空港を放射状(スポーク)に結ぶ、大手航空会社のネットワーク戦略のことをいいます。そもそもは米国のFedEx社が始めた輸送形態で、従来の拠点間相互輸送に比べて輸送効率が良いという特徴があります。

広大な面積の米国では、各都市間を直行便で結ぶと多くの便数が必要になり経費もかかるため、FedEx社の創業者であるフレッド・スミス氏が「ハブ&スポーク」のシステムを考案したといわれています。物流業界で使われ始めた言葉ですが、近年では航空業界でも使われています。

「ハブ&スポーク」では、さまざまな地域からの航空路がハブ空港に集中することになります。旅行者や貨物はハブ空港を経由して、目的地へと移動するのです。ハブ空港には人や物が集まるため、経済的メリットが増加します。

 

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