国土交通省により登録された、駐車場・休憩施設・地域振興施設が一体となった道路施設のこと。各自治体と道路管理者の連携により設置されています。高速道路には24時間利用できるサービスエリアやパーキングエリアが設置されているのに対し、一般道には公的で24時間利用できる休憩所がほとんどなかったことから、道の駅の設置が進められました。
道の駅には、3つの機能があります。道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者および地域の人々のための「情報発信機能」、地域の町同士の連携を仲介するための「地域の連携機能」です。
道の駅では、その地域の文化や名所・特産物などを活用したサービスを提供しているのが特徴です。設置開始当初は地方の幹線道路から整備が開始され、東京などの大都市周辺には道の駅が存在しませんでした。しかし、2007年に八王子市に東京都初の道の駅が開設され、47都道府県全てに道の駅が設置されました。