日本国内において、「テーマパーク」というと歴史や文化、キャラクターといった特定のテーマをベースにして全体が演出された観光施設を指します。遊園地や博物館、ホテルや商業施設を併設することもあります。その原型は、1955年に米国で建設されたディズニーランドだといわれています。
日本のテーマパークの草分けといえば、奈良ドリームランド(1961年開園)や東映太秦映画村(1975年開園)などがありますが、ビジネスモデルとしてのテーマパークといえば東京ディズニーランドが代表的存在です。
大規模な行楽施設と関連施設、周辺地域との関連性を持つテーマパークに対して、近年ではコンパクトな複合行楽施設としての「ミニテーマパーク」という存在も登場しています。大型商業都市の1フロアやその一部を占有する形のミニテーマパークは、都市部を中心に増加傾向にあります。