「共同航空」とも呼ばれ、一つの路線につき複数の航空会社が共同でサービスの提供を行う、航空会社間の協力形態のことを指します。民間航空業界では広く普及しているやり方です。
「コードシェア便」というと、一つの定期航空便に対して複数の航空会社が便名を付けて運航される便のことをいいます。
「共同」という名前が付いてはいますが、異なる航空会社のパイロットや客室乗務員が同じ飛行機に乗り合わせているわけではありません。実際の運航面では飛行機を所有する航空会社がサービスを行うことがほとんどで、機内には自社の乗務員しか搭乗しません。
空港での乗客の受付や対応、管理なども、その便に使われている飛行機を所有する航空会社が行います。「コードシェア便」というと、事実上、一つの便を複数の航空会社で販売しているということになります。