旅行業界において、「コミッション」とは販売手数料のことを指します。予約仲介業者に支払われる手数料の総称として使われることが多くなっています。
例えば、航空券や宿泊券、パッケージツアーを販売した旅行会社に対して、航空会社や宿泊施設、ホールセラー(パッケージツアーを企画・販売する会社)からコミッションが支払われます。パッケージツアーの場合は、観光先よりも旅行会社に手数料が支払われることになります。
コミッションの割合は販売額に対する定率で定められており、販売実績などによりその率は変動します。
近年増加しているインターネット販売においては、OTAに支払われるコミッションは旅行会社へ支払われるものより低いのが一般的でした。しかし、販売量が増えたことにより、コミッション率も増加傾向にあります。